こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を購入して、動画鑑賞の環境を改善した話です。
1.動画鑑賞の時間が増えてきた
皆さん、最近の動画鑑賞の時間はどうでしょうか。
圧倒的に動画鑑賞の時間が増えてきているのではないでしょうか。
通常のテレビ番組を見る時間も極端に減ってきました。
私の自宅でもそうです。
以前は新聞のテレビ欄をチェックして、ブルーレイレコーダーで録画をし、テレビ番組を見るというのが日常でした。
しかし、ネットニュースを見るのが当たり前になって、新聞を見る機会が少なくなったこともあり、新聞をとることをやめました。
新聞の定期購読をやめると、当然ですが、テレビ欄を見なくなり、リアルタイムでテレビを追っかけるということが少なくなってきました。
テレビドラマも動画配信で見られるようになったこともあり、そんなに無理してブルーレイレコーダーで録画することもなくなりました。
そして気がつくと、動画配信サイトを中心にテレビを見るという生活に変わってきてしまいました。
動画配信サイトをテレビで見るとなってくると、必要となってくるのが、Amazon Fire TV Stick のような動画配信サイトを見るためのデバイスです。
そこで今回、より快適に動画配信サイトを見たいなと思って、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を購入したので、レビューしたいと思います。
2.快適な環境を作るには?
自宅では、 2015年に発売された「Amazon Fire TV」を使っています。
接続は動画を安定させることと、レスポンスを良くすることを考えて有線LANでの接続にしてあります。
当時としては、4Kに対応した Fire TV ということで、すごく快適な環境だと思っていました。
しかし、さすがに6年も経過すると、画面の反応も鈍く感じるようになってきました。
CPUのスペックは、クアッドコア(最大2GHzのデュアルコアARM Cortex A72、最大1.573GHzのデュアルコアARM Cortex A53)ですが、Fire OS 5(Android 5.1)ということもあり、遅く感じます。
特に、動画を呼び出す時の反応が遅く感じられ、動画再生までの間のくるくる回る丸い円が長く感じました。
そこで今回、快適な動画環境を構築するには、デバイスの変更が一番手っ取り早いと思い、 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を購入することにしました。
ちなみに、2018年発売の「Amazon Fire TV Stick 4K」のCPUは、クアッドコア1.7GHzで、Fire OS 6(Android 7.1)です。
そして、2021年に発売された「Amazon Fire TV Stick 4K Max」のCPUは、クアッドコア1.8GHzで、Fire OS 7(Android 9)です。
参考までに「スペックの比較表」を掲載しておきます。
Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | |
プロセッサ | MTK8695 + MT7668 | MT8696 |
CPU | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.8GHz |
GPU | IMG GE8300 | IMG GE8300, 750MHz |
メモリ | 1.5GB DDR4 | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 |
Bluetooth | 4.2/5.0 BLE | 5.0 + LE |
OS | Fire OS 6 | Fire OS 7 |
3.Fire TV Stick 4K Maxの購入を決断
私は、「Amazon Fire TV Stick 4K」も持っており、メインのパソコンのモニターである「EIZO FlexScan EV2785」の裏に設置して、動画鑑賞時に使用しています。
そこで、自宅のテレビに設置してある「Amazon Fire TV」から「Amazon Fire TV Stick 4K Max」に変更する前に、手持ちの「Amazon Fire TV Stick 4K」をテレビに設置してみました。
先ほどのスペックを見てもらえばわかりますが、 「Amazon Fire TV Stick 4K」と「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の差は、数字上でみるとCPUのクロックが0.1GHz 上がっただけなので、「Amazon Fire TV Stick 4K」でも「Amazon Fire TV Stick 4K Max」でもそんなに差はないだろうと思ったからです。
実際につけてみてわかったのは、2015年に発売された 「Amazon Fire TV」と「Amazon Fire TV Stick 4K」では、同じ4Kモデルではありますが、「Amazon Fire TV Stick 4K」の方が動画を選択する時の動きが、キビキビ動いて、快適に操作することができました。
動画の呼び出しも、早いです。
動画の呼び出しについては、倍ぐらいにスピードがアップした感じです。
「Amazon Fire TV」は、四角くて平たい形状ということもあり、どっしりとした感じなので早いに決まっているという思いがあったのですが、実際に付け替えて比べてみると、「Amazon Fire TV Stick 4K」の方が、レスポンスが良くて早く感じました。
実験するにあたって、「Amazon Fire TV」は裏側にLANコネクターがあるので有線LANで直接接続できますが、「Amazon Fire TV Stick 4K」については、「Amazon イーサネットアダプタ」を接続して有線LANにして試しました。
今回の実験の結果を受けて、テレビに接続してある「Amazon Fire TV」を「Amazon Fire TV Stick 4K Max」に変更しようと思いました。
4.Fire TV Stick 4K Maxを確認する
それでは、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の実物を見ていきましょう。
箱です。
Maxの文字が強調して囲われていますね。
箱から取り出しました。
リモコンの方が大きいです。
「Amazon Fire TV Stick 4K」と「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を比較してみました。
大きさは変わりません。
Maxには、「fire tv」のロゴが入っています。
裏側です。
横にしてみました。
POWERのコネクターがMaxの方が若干後ろに寄っています。
厚さも同じです。
リモコンを比較してみました。
Maxの方が、派手ですね。
リモコンの文字が消えてしまうのが嫌なので、100均のソフトケースに入れて使っています。
ソフトケースに入れていても、アレクサはしっかり反応してくれますよ。
ただ、エレコムのリモコンケースが素晴らしいので、近日購入したいな~と思っています。
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「Amazon Fire TV Stick 4K Max」は、最新の Wi-Fi 6に対応していますが、動画の安定性とレスポンスを最優先にするために、「Amazon イーサネットアダプタ」をつけて有線LANでの接続としました。
準備ができました。
ワクワクですね。
5.Fire TV Stick 4K Maxをセットアップする
テレビに接続して、起動してみました。
最初に言語を選択する画面になりました。
日本語を選択すると、「最新ソフトウエア」をダウンロードする画面になりました。
ダウンロードして、インストールすると、いよいよ起動です。
Amazonアカウントでサインインの画面になりました。
もちろん、「既存のアカウントを使用」を選択しました。
すると、アクティベーションコードを入力するようにいわれました。
これで、一発で登録ができるようです。
できたら、QRコードを表示してほしかったなと思いました。
アクティベーションコードを入力すると、すぐに画面が切り替わり、「ようこそ、〇〇〇〇さん!」の画面になりました。
そして、次の画面に行くと…
「Fire TVを復元」という画面が出ました。
何これと思いました。
とりあえず、「復元」のボタンを押しました。
すると…。
持っているFire TV が3台表示されました。
設定内容を引き継ぐことがわかりました。
まるで iPhone を機種変更したときなどのiCloudからの復元と同じだなと思いました。
少しずつだけど、 Fire TV も進化しているようですね。
感動しちゃいました。
一番上の「Fire TV 4K」を選択して、復元することにしました。
そして、次は、機能制限の設定でした。
機能制限の設定は後でもできるので、そのまま「機能制限なし」で進めました。
すると、「Fire TV へようこそ」の画面になりました。
「OK」を押すと、プロフィールを選択する画面になるので、選択しました。
最初の画面が表示されました。
やったね!
念のため、OSのバージョンを確認すると、Fire OS 7(Android 9)でした。
仕様どおりですね。
6.Fire TV Stick 4K Maxを使ってみた感想
さて実際に使ってみた感想ですが、 レスポンスがとにかく良いということです。
「Amazon Fire TV」に比べると、明らかにスピードアップしています。
動画の選択が次から次へと切り替わるのです。
もたつくということがないのが良いです。
ストレスにならないのが良いです。
では、「Amazon Fire TV Stick 4K」に比べてどうなのか。
「Amazon Fire TV Stick 4K」と「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の差は、数字上でみるとCPUのクロックが0.1GHz 上がっただけなので、「Amazon Fire TV Stick 4K」でも「Amazon Fire TV Stick 4K Max」でもそんなに差はないだろうと思っていました。
しかし、動画を選択する切り替えは「Amazon Fire TV Stick 4K」よりも軽やかな感じです。
スムーズさが、一段と上がったような印象を受けます。
ただ、 パタパタパタパタと動画を切り替えることはそれほど多くないと思いますし、 実際に動画を選択しようと思った時には、ゆっくりと動かすと思われるので、「Amazon Fire TV Stick 4K」でも問題ないかなと思われます。
それでも、動画を選択して詳細を表示させる場合のスピードは、わずかですが「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の切り替えが早いと思います。
「Amazon Fire TV Stick 4K」でも十分早いですが、それでも 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」のはやさは快適です。
正当な進化なので、うれしいです。
今回は有線LANを使っての比較なので「Amazon Fire TV Stick 4K」と 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の切り替えの差はそれほどではなかったですが、無線で Wi-Fi6に対応しているルーターなどを使用するのであれば、 Wi-Fi5に比べて反応は格段にアップすると思われるので、特に4Kの動画を再生する場合には、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」にする価値は大きいでしょう。
7.Fire TV Stick 4K Maxのリモコンが良い
「Amazon Fire TV Stick 4K Max」のスピードが速いのは本当に良いことなのですが、リモコンの方は、明らかに 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の方が良いと思います。
Alexa を使って Fire TV を動かすのは同じですが、ダイレクトボタンがあることが本当に良いです。
「Prime Video」「Netflix」「DAZN」「Amazon Music」の4つあります。
「Prime Video」のボタンを押せば、テレビの電源も入って、「Prime Video」のホーム画面にいきなり行きます。
すごい! と思いました。
また、「Amazon Music」を押せば、「Amazon Music」のホーム画面が出ます。
テレビで音楽を流すのが、めちゃくちゃ楽になりました。
こういう連携があるから「Amazon Music」に加入してしまうんですよね。
また、番組表ボタンがつきました。
これを押すと、ライブ配信中の番組をすぐに見ることができます。
個人的には、出勤時のニュースとして、ABEMAニュースを流しっぱなしにするので、「ABEMA」ボタンのように使えると思いました。
さらに、今月から一部の民放のテレビ局がTVer内で一部の時間帯で同時配信を始めました。
他の民放のテレビ局も順次開始を予定しているので、楽ですよね。
「Amazon Fire TV Stick 4K Max」のリモコンで、民放テレビもみられるようになります。
そういった意味でも、この番組表ボタンは、かなり大きな意味をもつボタンだと思います。
8.購入の価値はあるのか?
「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を使ってみた感想とリモコンについて書いてきました。
それでは、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」は買いなのかということですが、2018年に発売開始された「Amazon Fire TV Stick 4K」より古い「Fire TV」をお持ちの方は、買いです。
圧倒的なレスポンスの良さがあるからです。
この快適さに慣れてしまうとちょっと戻ることができません。
それくらい魅力的だと思われます。
「Amazon Fire TV Stick 4K Max」は、2021年10月7日に発売開始となりました。
「Amazon Fire TV Stick 4K」もまだ販売されています。
では、「Amazon Fire TV Stick 4K」の発売はいつだったでしょうか。
2018年12月12日です。
「Amazon Fire TV Stick 4K」は、約2年間販売されました。
私が思うに、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の発売まで2年かかったということは、当然ながら、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の後継機「Amazon Fire TV Stick 4K Max2」が出るとすると、さらに2年後、つまり、2023年10月です。
たかが動画配信、されど動画配信。
動画配信なんて見られればいいよと思われるかもしれませんが、先程私が申し上げた通り、民放の各放送局もテレビ番組のライブ配信をしようとしています。
2年後を考えるとこれまで以上に、動画配信が一般的となってくるでしょう。
もう当たり前になるのです。
おそらく、自分の生活スタイルに合わせて、見たい番組を見たい時間に見るのが当たり前となってくるのです。
しかも簡単に楽に番組を選んで探すことができるそんなデバイスが必要となってくるのです。
であれば、もう話は早いですよね。
「Amazon Fire TV Stick 4K」を購入するのであれば、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」に決まりです。
妥協はしない方が良いと思います。
一番良いものを求めてください。
一番ほしいものを求めてください。
妥協をせずにぜひ素晴らしい商品を手に入れて、快適で楽しい動画配信の環境を手に入れてください。
手に入れた先には、 本当に楽しい未来が待っています。
実際手に入れたこの私が、 動画を選択する時に、快適に切り替わるカチカチカチという音を聞くたびに、少しでも多くの方が 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を手に取ってもらえたらな~と思ってしまうのです。
「Amazon Fire TV Stick 4K」と 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の2台を所有している私でも、 付属リモコンの使い勝手を含めて「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の方が良いので、家族みんなで使うテレビに「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を取り付けています。
家族みんなが「Amazon Fire TV Stick 4K Max」の快適な動きを体験してもらって、家族みんなが幸せな時間、楽しい時を一緒に過ごせたらなと思うからです。
この気持ちは、私たち家族だけでなく、この記事を読んでいただいたすべての人に分かってもらえたらなと思って今回の記事を書きました。
ぜひとも 「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を手に取って、これからの動画配信時代をみんなで楽しめたらなと思います。
9.まとめ
今回は、動画鑑賞を快適にした話を書いてきました。
先ほどの繰り返しにはなりますが、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」は、買いです。
そして、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を手に入れたならば、通信スピードを安定させるためにも「Amazon イーサネットアダプタ」を使った有線LANでの接続をおすすめします。
有線LANでの接続が難しいということであれば、Wi-Fi6接続ができるルーターやWi-Fi6のアクセスポイントに接続して使用されることをおすすめします。
そして、最後に、「Alexa対応音声認識リモコン(2021年発売 第3世代)」です。
「Alexa対応音声認識リモコン(2021年発売 第3世代)」は、Fire TV Cube、Fire TV Stick 4K、Fire TV Stick (第3世代)、Fire TV Stick (第2世代)、Amazon Fire TV (第3世代)に対応しています。
「Amazon Fire TV Stick 4K」を「Alexa対応音声認識リモコン(2021年発売 第3世代)」で使うのは、かなり価値があると思います。
「Amazon Fire TV Stick 4K」をお持ちの方は、ぜひお試しください。
そして、頻繁に使うリモコンだからこそ、最初からカバーをされることをおすすめします。
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リモコンの文字が見えなくなってからカバーをしても意味がありませんからね。
最初からカバーを準備して使い始めた方が良いでしょう。
「Amazon Fire TV Stick 4K」がある。
だから、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」は、今回スルーだな。
最初はそう思いました。
だけど、購入して思ったのは、「Amazon Fire TV Stick 4K Max」は最新だから家族みんなでその良さを味わってもらいたい。
その気持ちだけです。
そして、もう一度最後に、皆さんにも、この快適さを味わってもらいたい。
ぜひ、手に取って、私と一緒に快適な動画配信ライフを満喫しましょう。
購入するなら、最高の製品を!!
妥協せずに、最高の楽しみを!!
ということで、「Amazon Fire TV Stick 4K Max で動画鑑賞での超快適なレスポンス環境を手に入れた話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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