こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、第10世代iPad(無印)の話です。
第10世代iPad(無印)は、買いなのか?
ズバリ申し上げましょう。
税抜き価格で5万円を超えたのは残念ですが、スペックをしっかり理解し、2022年の円安になった為替状況を考慮すると、妥当な価格です。
よって、本当にiPadがほしい方は、有力な購入候補です。
では、その根拠を見ていきましょう。
第4世代および第5世代のiPad Airと比較する!
iPad AirとiPadを比較してみました。
特に、第10世代iPad(無印)は、2020年10月に発売された第4世代iPad Airと同じCPUを搭載しています。
こちらの表をご覧ください(第4世代iPad Airの価格は発売当初の価格です)。
モデル | iPad Air | iPad | ||
世代 | 第5世代 | 第4世代 | 第10世代 | 第9世代 |
発売時期 | 2022年3月 | 2020年10月 | 2022年10月 | 2021年9月 |
価格 (Wi-Fi) |
9万2800円- | 6万2800円- | 6万8800円- | 4万9800円- |
価格 (Cellular) |
11万6800円- | 7万7800円- | 9万2800円- | 7万1800円- |
ストレージ | 64/256GB | 64/256GB | 64/256GB | 64/256GB |
ディスプレー | 10.9型液晶 広色域(P3) True Tone |
10.9型液晶 広色域(P3) True Tone |
10.9型液晶 True Tone |
10.9型液晶 True Tone |
フルラミネーション | ○ | ○ | × | × |
画面解像度 | 2360×1640 | 2360×1640 | 2360×1640 | 2160×1620 |
画素密度 | 264ppi | 264ppi | 264ppi | 264ppi |
最大輝度 | 500ニト | 500ニト | 500ニト | 500ニト |
高さ 幅 厚さ |
247.6mm 178.5mm 6.1mm |
247.6mm 178.5mm 6.1mm |
248.6mm 179.5mm 7mm |
250.6mm 174.1mm 7.5mm |
重量(Wi-Fi) | 461g | 458g | 477g | 487g |
CPU | Apple M1 | A14 Bionic | A14 Bionic | A13 Bionic |
カメラ | 12メガ(F1.8) | 12メガ(F1.8) | 12メガ(F1.8) | 8メガ(F2.4) |
インカメラ | 超広角12メガ(F2.4) | |||
生体認証 | Touch ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
無線LAN | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | 802.11ac |
5G対応 (Cellular) |
○ | ×(4G) | ○ | ×(4G) |
SIM (Cellular) |
nanoSIM+eSIM | |||
Apple Pencil | ○(第2世代) | ○(第2世代) | ○(第1世代) | ○(第1世代) |
オプション キーボード |
Magic Keybord Smart Keybord Folio |
Magic Keybord Smart Keybord Folio |
Magic Keybord Folio | Smart Keybord |
コネクタ | USB-C | USB-C | USB-C | Lightning |
動作時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
バッテリー | 28.6Wh | 28.6Wh | 28.6Wh | 32.4Wh |
細かな違いはありますが、最大の違いは「Apple Pencil」の世代です。
iPad Airは第2世代、無印iPadは第1世代を使います。
「Apple Pencil」をどの世代で使えるのかで、ディスプレーが違います。
Apple Pencilの使用がキーポイント!
難しいことは言いません。
手書きで「Apple Pencil」をしっかり使うのであれば、iPad Airを購入しましょう。
「Apple Pencil」第2世代の使い心地は、素晴らしいです。
逆に、「Apple Pencil」をそれほど使わないのであれば、第10世代iPad(無印)で十分です。
第10世代iPad(無印)の価格は?
では、第10世代iPad(無印)の価格は、どうでしょうか?
先ほどの価格をじっくり見てもらえば分かりますが、2020年10月に発売されたときの第4世代iPad Airの価格を見てください。
同じCPUを搭載しています。
モデル | 容量 | 第4世代iPad Air | 第10世代iPad | 差額 |
2020年10月 | 2022年10月 | |||
Wi-Fi | 64GB | 62,800 | 68,800 | 6,000 |
256GB | 79,800 | 92,800 | 13,000 | |
Wi-Fi+Cellular | 64GB | 77,800 | 92,800 | 15,000 |
256GB | 94,800 | 116,800 | 22,000 | |
+Cellular価格 | 64GB | 15,000 | 24,000 | 9,000 |
256GB | 15,000 | 24,000 | 9,000 | |
第4世代iPad Airの価格は発売当初の価格です。価格は税抜き価格です。 |
第10世代iPadの方が、Wi-Fi64GBで6000円、256GBで13000円の価格アップです。
全体で約1.1倍から1.2倍の価格アップです。
確かに「第10世代iPad」の方が、「第4世代iPad Air」に比べ性能は劣りますが、円安を考えるとこれくらいの価格アップは致し方ないと感じます。
よって、冒頭で書いた「スペックをしっかり理解し、2022年の為替状況を考慮すると、妥当な価格です。」という意味が理解できたでしょうか?
必要性の有無が購入の分かれ目!
税抜き価格が5万円以下のモデルは、第9世代iPadのみとなりました。
よって、どうしても安価なiPadがほしい場合は、併売されている間に購入しておきましょう。
その際、購入するにあたって、自分がほしいiPadはどの大きさのiPadがほしいのか?
場合によっては、携帯性を考慮するのであれば、「iPad mini 6」も候補に入ってきますよね。
第10世代iPadのWi-Fi+Cellularモデルは?
先ほどは、Wi-Fiモデルを掲載しましたが、当然ですが、「Wi-Fi+Cellular」モデルもあります。
「Wi-Fi+Cellular」モデルを検討するのであれば、どれほどの頻度で外に持ち出すのか、そのあたりをよく検討して、自分にピッタリのiPadを選択したいものです。
第10世代iPadのアクセサリーを確認する
第10世代iPadの同梱物はこちらです。
電源アダプターと充電ケーブルは、付属しています。
Smart Folio は、こちらです。
カバーがないと困りますよね。
手書きが必要な方は、「Apple Pencil」の購入も必要です。
第10世代iPadのキーボードは?
キーボード入力がしたい方は、こちらです。
Apple iPad 第10世代 Magic Keyboard Folio 日本語
今回は、カバーとセパレートになっています。
キーボードの配置はこんな感じです。
横から見た感じ
斜め後ろからの雰囲気
斜め前からの雰囲気
全体のイメージです。
かっこいいですね。
第10世代iPadのまとめ(一番気に入ったものを選ぶ)
いかがだったでしょうか?
第10世代iPad(無印)のコストパフォーマンスは、本当にいいのかな?
ということで、確認してきました。
結論は、冒頭で書いたように「スペックをしっかり理解し、最近の為替の状況を考えると、妥当な価格」です。
残念なことに、安価な無印iPadというイメージはなくなりましたが、それだけ購入にあたっては、慎重に判断する必要がありますので、自分の目的にあったiPadを購入されることをおすすめします。
一度、購入すると長く使えるiPadです。
6年から7年は、現役でバリバリと使えるモデルです。
だからこそ、製品のスペックなどをしっかり検討して、自分が一番ほしいもの、自分が一番気に入ったものを購入するようにしましょう。
私たちは、一番ほしいものを選ばない傾向にあります。一番ほしいものを選ぶことに躊躇するのです。
一番ほしいものは値段が高い、それをもつ価値が自分にはない、壊れたりなくなったりしたらがっかりするなどの理由から、一番ほしいものを選ばないことがあります。
でも、一番ほしいものを選ばないと、不満が残ります。心から満足できないのです。
その結果、飽きてしまったり、もっとほしいと思ったりします。
そして、無駄なお金を使うことになってしまいます。
一番気に入ったものを買って使っているとその製品に満足しますし、大切にするので長持ちしますし、他にほしいとあまり思わなくなります。
なので、最初は高いと思っても、一番ほしいものを買った方がいいです。
自分の心に正直になって、自分が一番ほしいものを購入するようにしましょう。
だからといって、一番高い製品を購入するのがよいと言っているのではありません。
自分が必要としているものは、妥協しないで手に入れてくださいという意味です。
私が商品を購入する際に、心がけていることです。
ということで、「第10世代iPad(無印)のコストパフォーマンスは、本当にいいの?整理して考えて納得した話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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